「いつか独立したいな」
「自分の商品を販売して収入を得たいな」
と長年考思っているけれど、
「自分に自信がなく、なかなか行動に移せないんです、どうしたらよいでしょうか?」
というご相談を頂きます。
実は私もそうでした。
私自身、スキルを積めばいつか独立できるだろう、
そのうちいい店舗物件が見つかるだろう、
そんな風に考えていたんです。
振り返れば、
お花を始めたのが20代だったので、頭の片隅に何となく独立起業の未来を描いていたのですが、実際に独立したのはそれから10年以上も後になります。
資格取得やレッスンに通えば通うほど、
自分にはまだあれも足りていない、
これも足りていないと、
さらに学び続けてしまい、
夢のような「いつか」はどんどん遠のいていきました。
理由は、
単純に怖かったから、だと思います。
安定収入を失うのが怖い、
会社員を離れて社会的に孤立するのが怖い、
今の友達や知り合いと会えなくなるのが怖い、
失敗して借金を抱えてしまうかもしれない・・・
まだ起こりもしない未来に対して、恐怖や不安ばかりを感じていました。
何より、どんな一歩を踏み出せば失敗しないか、考えすぎて動けなかったんです。
だからもしあなたが、
3年間お花を学び続けているけれどなかなか一歩踏み出せない、そうおっしゃる気持ちはとてもよくわかります。
そんな私が起業できたワケ、それは3つあります。
1つ目は、両親が小さな事業を営んでいたから。
両親はいつも忙しそうでした。
でも、規模は小さいですが曲りなりにも経営者だったので、
仕事がいやだとか上司の愚痴を聞いたことはなかったんです。
そんな環境で育ったので、
実際に私が社会人になって会社に就職したときに
「人から言われたことをイヤイヤやってる人って多いな」
「仕事に没頭できていない人って多いな」と感じることが多かったんです。
両親のおかげで、
仕事にポジティブであること、そして主体的であることが染みついていたんだと思います。
2つ目は、お花屋さん経営はスモールビジネスが多く、
スタッフと経営者との距離感が近かったから、です。
つまり、独立起業している人と一緒に仕事をすることで
考え方やノウハウが自然と身についていたんだと思います。
雇われ店長だった時は、ただ販売スタッフとしてだけではなくて、
仕入れの方法、スタッフとの距離感、商品ラインナップなどたくさんのことが学べました。
お花業界にいたおかげで、自然と経営者マインドが身についたんだと思います。
3つ目は、すでに起業した仲間にお話が聞いたから、です。
独立起業するときの心のありかた、起業した後の実際のノウハウ、
これらをわかっていたとしても、私がなかなか起業できなかった原因、
それは、
「独立起業しようと決心して、初めの一歩を踏み出すこと」
だと思います。
この一歩を踏み出すのは、一人ではとても難しいのではないでしょうか。
私も独立準備のようなものをしてきましたが、
実際に独立できたのは、
「起業した仲間や知り合い」がいるという環境だったからかもしれません。
独立起業するときって、本当に不安で、心が張り裂けそうなんですが、
同じような道を通ってきた仲間が近くにいると
とても心強かったんです。
もし周りに自分の状況を理解できる人がいなければ、私はその時決心することができなかったでしょう。
このような経験は私だけではなくて
成功している人は「人とのつながり」を大事にして、
自分が成功できる環境に身を置いています。
共感してもらえ、刺激しあえる仲間の存在は、自分一人では到達できない未来へ、倍の速度で導いてくれるんです。
もし今、「起業したい」「ビジネスを安定させたい」と思っているなら、ぜひ仲間を見つけてくださいね。
今後もこのブログでは、あなたの未来を変えるきっかけの一つになるような配信をしていきますね。