あこがれウェディング装花の仕事が全然できなかったワケ

マーケティング

今日は、あこがれだったウェディングの仕事が全然うまくいかず、お仕事をちっとももらえなかった、という情けないお話をします。

私山本のことを「バカだなあ」と思っていただき、ぜひ反面教師にしてください。

起業当初はウェディングのお仕事がしたかったんです。

実はここだけの話なのですが、

私は起業した後に自分の結婚式を挙げたのですが、

そのお花を挙式前日、新婦で忙しいにもかかわらず、全部自分自身で作ったんです。

それを当日カメラマンに撮影してもらってカタログやHPの写真に使えるようにしました。

(自分が実験台。)

それだけウェディングのお仕事がしたいなと思っていたのですが、

私の努力とは裏腹に、一向にブライダルのお仕事は増えませんでした。    

なぜなら私には、ブライダルの会社と業務を行うノウハウがなかったし スタッフの育成、商品の開発などすべてが準備不足だったからです。    

理由①ノウハウ不足

業務フロー・オペレーションが未整備だったこと。

ブライダル装花は一回の仕事量が多く、短納期対応が求められます。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、かなりタイトなスケジュール。 そして当日はスムーズな搬入が絶対条件です。

業務フローやスタッフ体制が整っていないと、式場側・そして新郎新婦に不安を与えてしまうんです。

理由②お客様を分析不足

市場調査や販路が全くできてなかったのは痛かった。

装飾花デザインやスタイルにはトレンドがあります。

自分のスキルにこだわりがありすぎてターゲット層の好みやトレンドと合っていなかったんです。

そして、ウェディング業界への営業活動がまったくできなかったことが問題でした。 「ブライダルのお仕事やりたい」というのはただのあこがれであって、実際にはブライダル会社や式場とのつながりが不足していました。

理由③認知・信頼関係の不足

ウェディング業界でももちろん、実績や口コミは超大事。

過去の実績がまったくない私は、お客様の声を集めるということの大切さを知らず、信頼性はゼロ。

そして、SNS・Webでなどの発信もまったくやっていなかったので、認知もゼロ・・・。    

つまりは、ただのあこがれに過ぎなかったんです。  

そこで私は自分自身を棚卸しました。

ブライダル業界は今どんな現状で、 これから社会はどう変わっていくのか。

そして、

一体自分に今できることは何で、 どんなお客様に届けることができるのかを見つめなおしました。   現実を見た、ということでしょうか。

そして、 この状況では、独立起業しても売り上げを上げるのは難しく、 相当な資金・ノウハウ・忍耐が必要だとあきらめました。

そこで、

私は頑張らなくても自分の強みを生かせる楽屋花アレンジや、大阪市内の会場へのスタンド花を強化することにしたんです。

つまり、

自分のあこがれだけで何でも手を出すのではなく、 求められる商品に絞り、それを磨いていくことに決めたのです。    

もしあなたの起業がスモールビジネスなら、 資金や人材が潤沢にない状況かもしれません。

自分の商品を必要としているお客様に届けることができなければ、 あっという間にビジネスは行き詰ってしまいます。     そんな時はぜひ、 あなたの商品を磨き、 そしてそれを必要としているお客様が誰かを もう一度見直してみてください。


ぜひあなたも成功のきっかけをつかんでくださいね。

今後もこのブログでは、
お花のビジネスを軌道に乗せるためのSNS集客法や
マーケティングのコツをお伝えしています。

「こんな話が聞きたい」などのご要望があればお気軽にお伝えくださいね。

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