近頃お家で過ごす時間が増えて、リビングにお花を飾るようになった、という方が増えています。
今人気のサブスク(定額制サービス)でも、お花の定期便といったものが人気ですよね。
そんな中、自分でちょこっと飾れるようになってきたので、今度はアレンジメントを作ってみたいな、という方や、母の日アレンジを、作って楽しみながらプレゼントしたいな、思う方もいらっしゃいます。
今回は、当店でもご注文が増えてきた【母の日ギフト】の作り方を、重要なポイントをご説明しながら、作り方を完全公開します。
目次
①フラワーアレンジって何?②アレンジをおしゃれに作る3つのコツ③お花屋さんの制作過程を公開!
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①フラワーアレンジって何? |
・フラワーアレンジってそもそも何?
まずは、フラワーアレンジメントって何?という疑問から少しお話しますね。
フラワーアレンジメントの技術は、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアなどから取り入れられています。
【アレンジメント】は、【配置する】、【取り合わせる】という意味です。
そのため、【フラワーアレンジメント】は、お花を使ってデザイン的にまとめながら飾ることと考えられます。
しかし、もともと日本には【生け花】がありますので、それと対比する際に使われ始めた言葉なんですね。
【生け花】は主に剣山を使用するのですが、【フラワーアレンジ】は吸水スポンジを使用します。
つまり、日本で一般的に【フラワーアレンジ】といわれているものは、【吸水スポンジ】に生けたお花のことをいいます。
当店で作成している【フラワーアレンジ】という商品も、吸水スポンジを器にセットして作成しているものがほとんどなんですね。
ちなみに、生け花のことは、【Japanese art of flower arrangement】といいます。
【IKEBANA ART】などでも通じる、日本のいけばなって本当に偉大です。
・フラワーアレンジ何が必要?
というわけで、フラワーアレンジを作る時に必要なものが、【花】、【吸水スポンジ】、【花器】、【ハサミ(フローリストナイフ)】、【お水】です。
これさえあれば、あなたもフラワーアレンジをご自宅で作ることが出来ます。
①お花
②吸水スポンジ
③花器
④ハサミ(フローリストナイフ)
⑤お水
①お花
①お花については、お庭で咲いたものでも良いのですが、きちんと水揚げ作業が済んでいないお花は、長持ちせずにすぐに枯れてしまいます。
水揚げ作業とは、生産地から出荷され、輸送の段階でぐったりしてしまったお花を、種類別に切ったり焼いたり湯につけたりと、処理を施すことで、ご自宅でも長く日持ちがするようにするお花屋さんの重要なお仕事です。
お花屋さんでお花を購入しない時は、長持ちさせるために是非水揚げ作業を行って下さいね。
②吸水スポンジ
②吸水スポンジは、いろいろなメーカーさんから販売されていますが、皆さんがよく聞くのは、【オアシス社】のものかもしれません。1954年にスミザーズ・オアシスさんによって特許が出願されてから世界に広まったので、吸水スポンジの代名詞といえば、【オアシス】という感じになりました。
お花屋さんなどでも1つからオアシスは購入できます。最近では、雑貨屋さんや100円ショップなどでも販売されています。
使い方は、使う分だけ切り分けます。バケツや大きいボウルに水をはり、お水にそっと浮かべて、押さずに沈むのを待ちます。吸水して色が変わって沈み切ったら、使用することが出来ます。
③花器
③花器は、吸水スポンジがセット出来れば、どんなものでも花器に出来ます。
ご自宅にある花瓶以外でも、コップや茶わん、お皿やボウル、なんでも大丈夫です。
お水が漏れないように、防水のセロファンを敷くことによって、紙製のボックスや、バスケットなどにもオアシスがセット出来ます。
④ハサミ(フローリストナイフ)
④ハサミは、クラフトばさみや花ばさみがあると便利です。紙切りばさみだと、水がかかったりして刃がすぐ駄目になってしまうし、お花用ではないので、お花の茎をつぶしてしまいます。
切口が鋭くすっぱり切れていないと、お花の道管からお水を吸い上げることが出来ないので、お花もすぐに枯れてしまいます。
⑤お水
⑤お水についてはお家では用意しやすいかと思います。当店では特別な水を使っているわけではありません。中で雑菌が繁殖しないように、花器を十分清潔に保つことが大切です。
・フラワーアレンジどうやって作るの?
実際にはどうやって作るの?ということですが、簡単にいうと、
①器に吸水スポンジをセット
②ベース部分(主にグリーンの葉っぱ)を作る
③お花を生ける
細かいフローラルテクニックについては個別にメールやラインからご質問頂ければと思いますので、今回は省略しますね。
簡単に言うと、【吸水スポンジにしっかり挿す】ということだと思います。
デザイン的にいろいろと駆使しても、すぐにお花が枯れてしまっては意味がないので、①茎をしっかり斜めに切る、②倒れないように2~3センチほどしっかり差し込む、③吸水スポンジにお水を足すのを欠かさない、ということに気を付けてください。
②アレンジをおしゃれに作る3つのコツ |
今回は、シンプルに3つだけコツをお伝えしようと思います。
アレンジをおしゃれに作る3つのコツ
①ベースとなる葉っぱを2~3種類使う
②お花は奇数本用意する
③同じ種類のお花を、同じ高さに生けない
初めてフラワーアレンジを作る時でも、この3点なら意識できるのではないでしょうか。
①ベースとなる葉っぱを2~3種類使う
お花は皆さんたくさんの種類を生けたいと思いますが、葉っぱや実ものなど、アレンジのベースを支える花材の表情が豊かであれば、お花も引き立ちます。
葉っぱが1種類だと単調な印象になってしまうので 、動きや立体感を出したい時は、2~3種類思い切って使ってみてくださいね。
②お花は奇数本用意する
2本を左右に配置すると、目線が左右に分かれて、まとまりなく感じてしまいます。
また、2本だと直線しか表せませんが、3本あることで立体を表現できるのです。
そのため、日本の生け花でも、お花は奇数本使っていますよね。
このため、メインとなるお花、特に目立つお花は、1、3、5、といった奇数で生けるのが良いでしょう。
③同じ種類のお花を、同じ高さに生けない
これを、フラワーデザインの用語で【段付けする】といいます。
器から出たり引っ込んだり、高さが高くなったり低くなったり、
花の頭が同じ位置にならないように、意図的にランダムに生けます。
これは、自然界の野原で全く同じ高さの草花が存在しないように、アレンジメントをより生き生きと仕上げるために大切な生け方です。
少しづつ高さを変えることで、リズミカルで立体感のあるアレンジメントに仕上げていきます。
③お花屋さんの制作過程を公開! |
色々説明しましたが、百聞は一見に如かず、ということで、下記にYouTube動画をリンクしておきますね!
自分でフラワーアレンジを作ってみたい、母の日に自分で作ってプレゼントしたい、と思っている方のお役に立てればと思います。
やっぱり作るのが難しい場合は、当店にご相談ください(^^)
1年に一度やってくる母の日。
コロナ禍でその存在の大切さを再確認し、会えないからこそお花を贈りたいという方は増えています。
明日会えるよ、来年にはお花を贈れるよ、いつか田舎に帰れるよ、そう思いながら忙しい毎日に流され、大切な方にお礼を言えない日々を過ごしていると、ある日突然すぐに会えるという日常は、日常ではなくなるかもしれません。
このコロナ禍で、私たちは日常がいつまでも続かないということを、突然思い知らされました。
私たちが出来ることは、毎日を後悔しないように生きること、今を大切にすること。
もしもあなたがお花を贈りたいな、と思ったら、今がその時ですよ!!(^^)!
今回ご紹介したフラワーアレンジはこちらのオンラインショップに掲載中です!
よかったら母の日のアレンジメントサイトのぞいてみてくださいね。
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