こんにちは、
大阪のフローリスト、グリュックです。
お花であなたの魅力を伝え、
受け取ったお客様から自然と選んでもらえる、
そんな信頼関係を築ける
花贈りをコーディネートしています。
今年は自宅でのクリスマスを楽しもう、
という方も多いのではないでしょうか。
ハロウィン後の街は
クリスマスデコレーションに早変わりして
ウィンドウショッピングでもう
クリスマス気分を味わえてしまえますよね。
今回は、
クリスマスデコの代名詞ともいえる、
リースの飾り方や、
由来・花材の意味についてお伝えします。
目次
①クリスマスリースとは?由来と意味②いつから飾るの?③いつ取り外すの?④花材の意味とリース色々
|
①クリスマスリースとは?由来と意味 |
・クリスマスリースの由来
そもそもリースの発祥は、ローマといわれています。
冠婚葬祭で使われた装飾品の輪っか、
といったものでした。
例えば、オリンピックの勝者に贈られたり、
葬儀の際に、棺に取り付けたりされました。
その後、
ローマ皇帝がキリスト教を国教にした時に、
リースの習慣がキリスト教徒にも伝わり融合し、
現在のように使われるようになった
と言われています。
・クリスマスリースの意味
そうした由来を持つクリスマスリース、
意味としては大きく分けて3つあります。
1.永遠のシンボル(12月25日の降臨祭)
2.豊作祈願と新年のお祝い(1月6日の公現祭)
3.魔除け
となります。
それぞれ詳しく見ていきますと、
1.永遠のシンボル
リースは輪っかの形状で、
始まりも終わりもない、ということから、
永遠のシンボルとされました。
そのため、キリスト教12月25日の降臨祭に合わせて
リースが広まったといわれています。
2.豊作祈願と新年のお祝い
リースは冬に飾れてることが多く、
これから迎える春に向けての豊作を祈願するためにも
飾られました。
クリスマスは、1月6日の公現祭まで続くので、
新年のお祝いにも使われたのです。
3.魔除け
リースは、なかなか枯れないヒイラギなどを使って
作られていました。
この様な常緑樹は、殺菌効果があります。
また、
きれいな緑を長期間保つため
生命力の象徴とされていました。
こうした理由から
魔除けとして利用されてきたのです。
②いつから飾るの? |
・いつから飾るの?
この様な由来や意味から考えると、
いつから飾ればいいのかがわかります。
キリスト教降誕節を祝う期間『アドベント』は、
11月30日に最も近い日曜日から
クリスマス前の4週間のこと。
つまり、飾り初めは、
4週間前の日曜日。
ううっ?少し難しいですが、
例えば、2020年でいうと、
アドベント期間は、
11月29日の日曜日から始まり、
12月24日の木曜日までということです。
ということを考えると、
2020年クリスマスリースの飾り初めは、
11月29日日曜日ということになります。
キリスト教が1パーセントに満たない日本では、
ハロウィンが終わったら
クリスマスデコレーションを始めるお店が多いですね。
③いつ取り外すの? |
・いつ取り外すの?
①クリスマスの由来と意味でお話したように、
クリスマスは、1月6日の公現祭まで続きます。
そのため、
キリスト教では1月に入っても
クリスマスリースを飾っていますが、
日本では、クリスマスの後、
早々にお正月がやってきてしまいます(笑)。
そういうわけで、
クリスマスリースは、
25日が終わったらすぐに取り外されてしまいます。
日本では、
年神様が1月1日にやってくるために、
お正月飾りをつけておく準備があります。
お飾りは、
31日だと一日しか飾れず
遅すぎて神様に失礼にあたり、
29日だと『二重に苦しむ』と縁起が悪い、
ということで、
28日につける方が多いです。
こうした日本固有の理由から、
クリスマスリースは12月25日が終われば、
すぐに外してしまうのですね。
④花材の意味とリース色々 |
リースはいつ飾る、いつ取り外す、
の疑問は解決できたでしょうか?
最後に、
クリスマスリースに使う花材にも意味があるんですね。
どんな意味があるか、
それを使ってどんなリースに出来上がるか
ご紹介しておきます!
こちらの写真で使った花材はこんな感じです。
①針葉樹
もみの木、ヒイラギ、ヒバ、ヒノキ、薩摩杉など
香りもよく殺菌効果があります。
長くきれいな緑色を楽しめ生命力の象徴とされています。
②松ぼっくり
松は不老不死、
松ぼっくりは実り・豊穣の象徴です。
③ガラスボール、飾り玉
きらきらと光を反射し、
星の光のようにクリスマスを盛り上げます。
④オーナメント
サンタ・雪だるま・トナカイなどの
オーナメントは、心弾む楽しい飾りです。
⑤コットンフラワー
綿花は冬に積る雪をイメージし、
純白は清らかさの象徴です。
こちらのリースにはこんな花材を使いました。
⑥赤い実・姫リンゴ
キリストにかかわる色で、
愛や炎を意味する赤と、
豊穣を祝う実ものです。
⑦リボン
固く結ぶことから、魔除けの意味があります。
⑧金色銀色
豊かさや富の象徴とされ、
金色のベルは魔除けとしての意味もあります。
⑨シナモン
香りがよく魔除けに使われます。
世界最古のスパイスです。
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