３月３日は桃の節句、『ひな祭り』、

もう雛人形は飾りつけましたか？

雛人形の出す時期・しまう時期についてはこちらをご覧くださいね。

ところで、

ひな祭りには欠かせない、桃の枝を

飾ったことはありますか？

初めてこどもが生まれて、買ってみようかな、

と思ったご夫婦や、

買いたいけれど、どれを選べばいいかわからない、

買った後どうしたらいいかわからない、

といった方など、

今回は、桃の枝の選び方、

管理方法についてお伝えします。

 

目次 ①どんな桃を選ぶの？ ②どうやって扱うの？ ③きれいに咲かせるには？

 

①どんな桃を選ぶの？

・桃の選び方（こんなつぼみは咲かない？）

長く楽しむために、

また、咲いてから華やかに飾るため

つぼみが沢山ついているものを選びます。

この時、

ピンク色でふっくらしているものを選びます。

黒くて小さすぎるつぼみは、

咲かずに落ちてしまうことがあるのでご注意ください。

 

②どうやって扱うの？

・桃の取り扱い方（こうするのはNG！）

実は、桃のつぼみは大変デリケートです。

同じ時期の桜に比べて、

つぼみが簡単に落ちてしまうので注意してください。

お店で買った時は、つぼみがついていたはずなのに、

持ち帰る時に全部落ちていた・・・ということも。

袋の中で擦れたり

手や体に当たったりするとすぐに落ちてしまいます。

また、包装紙やセロファンを取り外す時も、

開けた反発で枝がぱっと広がらないように

枝先を持ちながら取り出しましょう。

 

③きれいに咲かせるには？

・桃はこうすれば長持ちします

せっかく買った桃なので、

最後まできれいに開花して欲しいですよね。

ご自宅に持ち帰ったら、

すぐに花瓶に生け替えましょう。

枝を切る時も、

つぼみが落ちないように枝の先端を持ちながら、

ハサミで切る時の振動で落ちないように気をつけます。

ポイントは、

切口を斜めに切った時に、

「割り」を入れること。

枝の切口を半分に切って裂け目を入れておくと、

水上りがよく、花もきれいに咲きます。

 

 

太い枝は、下の写真のように、

「十文字に割りをいれる」といいですよ。

 

こんな枝切ばさみを持っていない、

という場合は、

ご自宅にある花瓶の高さや、

口径などを説明して、

お店のスタッフに切ってもらいます。

 

どの位置で、どのように切ればいいのか

当店のスタッフにお気軽にご相談下さい。

 

伸びやかな桃の枝を生かして、

縦に空間を使ってダイナミックに生けたいですね。

 

まっすぐに勢いよく伸びる桃の枝のように、

お子さんも元気にすくすくと成長しますように、

との願いを込めてお花を飾ってみてくださいね。

 

 

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