『夏はお花がすぐ枯れる』
そんな風にお悩みのことはありませんか?
実際、7月・8月は、
お花にとっては最も過酷な時期です。
夏といえば、
とにかく暑い
湿気がひどくて蒸れやすい
雑菌が繁殖しやすい
ということがあげられます。
この季節ならではのお悩みですよね。
私たちが出来ることといえば、
吸水スポンジの水は欠かさない
花瓶の花のこまめな水替え
花瓶についた雑菌をしっかり洗う
こういった対策で、
少しでもお花を長持ちさせようと頑張りますよね。
しかし、それも限界があります。
そこで今回は、
この時期でも丈夫で
長持ちしてくれるお花をご紹介したいと思います。
目次
①なぜ夏は花が枯れる?②この花材で夏の花束が変わる③個性的なワイルドフラワーの人気品種
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①なぜ夏は花が枯れる? |
なぜ花は枯れるのか?
特に近年の異常な暑さは、
お花だけでなくて私たちの体調にも負担ですよね。
暑いと、水分量が足りなくなったり、
雑菌が繁殖しやすい状況になります。
気温が高いと、開化速度も早まります。
水不足
水遣りを忘れたり、
お水が足りなかったりすると、
夏場は一気に枯れてしまします。
お花や茎の水分量が足りず、
生命にかかわってしまいます。
雑菌
夏場、30℃から37℃くらいは、
細菌が最も繁殖しやすい温度です。
菌は水分が必要なのですが、
お花の周りには水分が沢山あるので、
生育するにはピッタリの場所なのです。
開花速度
植物は、温度が高くなると、
開花のスピードが速くなります。
結実するために、早く開花しようと
急ぐ傾向があります。
こうした理由から、
夏場はお花は早く枯れてしまいます。
そうはいっても、
夏に強い花、冬に強い花、など、
お花本来の夏場に対する強さもあります。
旬の花は、その季節に対応した強さを持っているので
比較的長く楽しめるのでおすすめです。
②この花材で夏の花束が変わる |
暑くて湿気がある日本の夏でも、
力強く長持ちするお花はないだろうか・・・
そこで、
最近注目されているのが、
【ワイルドフラワー】です。
ワイルドフラワーとは、
主に原産国が、
オーストラリアやニュージーランドの、
大自然の中で自生しているお花のことを言います。
南アフリカ原産のものを
【ネイティブフラワー】と呼んだりもします。
これらのお花の特徴は、
夏でも丈夫で枯れにくい、ということ。
それはなぜかといいますと、
ワイルドフラワーのお花と思われる部分は、
実はお花ではなくて、
『苞(ホウ)』や『萼(ガク)』が変化したものだからです。
オーストラリアの気候はとても乾燥しています。
そのため、乾燥から身を守ろうと、
植物はホウやガクを変化させたのですね。
そのため、他のお花と違って、
ワイルドフラワーは長持ちするんです。
お花の取り扱い方法ですが、
シンプルに、花瓶に飾って楽しむことが出来ます。
茎も固くてしっかりしているので、
腐りにくく、水替えも楽です。
但し、頭が大きくて重たい種類があるので、
ひっくり返らないように気を付けてください。
さらに、
葉っぱや茎が分厚く、
お花に見える苞や萼も丈夫なため、
ドライフラワーにしても
形が崩れにくいです。
最近のドライフラワーブームの影響で、
このワイルドフラワーは一躍人気者になりました。
ドライフラワーにする方法は、
出来るだけ風通しの良い場所で、
逆さにして吊るしておく、
【ハンギング法】が適しています。
直射日光を避けて飾ると、
お花は色あせず長持ちします。
③個性的なワイルドフラワーの人気品種 |
ワイルドフラワーは、
南半球のオーストラリアから輸入されます。
現地では、7月から12月頃が見ごろとなります。
大阪の花市場でも、多くのワイルドフラワーが並んでいますよ。
花の形がとても特徴的で、
力強く骨太な印象を与えるお花ですが、
近頃はブライダルフラワーなどでも人気があります。
特に人気のお花をいくつかご紹介しますね。
キングプロテア
ワイルドフラワーといえば、このお花を思い出す人も多いです。
お花が開くと直径20センチ位の大きさになるものもあります。
南アフリカ共和国の“国花”であるキングプロテアは、
美しい存在感のあるお花です。
1本だけでもこの迫力です。
そしてとても長持ちしますし、
ドライフラワーにもなります。
プロテア(ロビン)
同じプロテアでも、
こちらは赤みがかった細身のお花です。
種類によって全くお花の雰囲気が違って楽しめます。
ピンクッション
こちらは、
ハリセンボンのように、
突起物が沢山突き出たお花です。
名前のピンクッションは、
お裁縫の時に使う、“針山”という意味です。
ワイルドフラワーならではの個性的なお花です。
とても花持ちもよく、ドライフラワーにもなりやすいです。
バンクシャー
こちらは、キッチンで使うブラシのような形のお花。
手触りは、ちょっと毛がありやわらかです。
もともとがドライフラワーのような色合いと質感ですが、
着色してビビットな色合いのものも見かけます。
ユーカリ・ポポラス
最後に、
お花ではないのですが、
ユーカリも、オーストラリア原産。
こちらの葉っぱは、
ユーカリ・ポポラスという品種で、
花も葉っぱも小ぶりでかわいらしい印象。
ドライフラワーになるのも使いやすくていいですよね。
以上、人気のワイルドフラワーをご紹介しましたが、
いかがでしたか?
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