クリスマスにかかせないスワッグとは?
11月下旬に入り、大阪もぐっと冷え込んできました。
この季節に待ち遠しくなるのが、クリスマスですね。
近年クリスマスのデコレーションをご自身で手作りする方も増えてきましたよね。
あなたも一度はクリスマスツリーのデコレーションをしたり、リースを作ったりした経験がおありかもしれません。
お花屋さんでもクリスマスリースの作成がピークを迎えますが、リースよりももっとお手軽に出来る【スワッグ】の人気が高まっています。
【スワッグ】を飾ったり見たご覧になったことはありますか?
壁に飾る花束のようなもので、誰でも簡単に作ることが出来るんですよ。
そこで今回は、【スワッグ】とはどんなもの?ということと、どうやって作るの?というご質問にお応えしようと思います。
YouTube動画ではより詳しい作り方をご紹介しますね。
目次
①スワッグって一体何?②スワッグ作り方のコツとは?③クリスマス・スワッグまとめ
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①スワッグって一体何? |
スワッグとは、現在は【お花を束ねた壁飾り】のような意味で使われています。
素材は、針葉樹などグリーンの色合いが長く続く葉ものや、ドライフラワーになっても形が崩れない枝や花などが使われます。
それらを一か所で束ねたものを壁に引っ掛けた飾りのことをさしています。
英英辞書で引くと、ガーランドや花づな、という意味が書いていますね。
ガーランドは花・葉・実などを一本の長い綱のように繋げたもので、左右の端をひっかけて飾ります。
そうすると、真ん中の部分が重くて少し垂れ下がり揺れますよね。
そこから【揺れ動くという意味の言葉=Swag=壁飾りをさすスワッグ】へと変化したのではないでしょうか。
またドイツではキリスト教の影響で、神聖さを表す常緑の針葉樹やハーブなどを束ねて魔除けとして吊るされました。
そこから乾燥させるために吊るすドライフラワーなどと一緒に束ねた現在の形のスワッグになりました。
壁飾りという性質のため、お水がなくても形が崩れない花材が適しています。
香り高い針葉樹、ユーカリ、ハーブなどの葉物に加えて、ダイナミックな動きを加えてくれる枝物、そしてドライフラワーになっても散らず色あせが少ないお花などが向いています。
同じ壁飾りでも、リースは形が丸いものと決まっていて、作るのも少し手間がかかりますが、スワッグは形も自由でダイナミックな上に、作成が比較的簡単です。
この様な理由から、クリスマスシーズンにリースの代わりにスワッグを飾るという方も多くなってきました。
②スワッグ作り方のコツとは? |
↑写真1:下処理方法
以上のような理由から、お家でも簡単に出来るスワッグは人気になりました。
あなたも今年の冬はチャレンジしてみたいと思いではないでしょうか?
スワッグを簡単に作るには、実は3つのコツがあります。
かんたんスワッグ3つのコツ
・下処理方法
・束ねる順番
・ひものくくり方
・下処理
上記写真1:下処理をご覧ください。
スワッグは束ね始める前に、このように並べて下処理をすると手早く束ねることが出来ます。
下処理のコツは枝分かれしているものは、一本づつ切り離しておくことです。
そして、重要なことは、束ねた時に結び目より下にくる茎の葉っぱは取り除いておくこと、なんです。
↑写真2:束ねる順番
・束ねる順番
上記の束ねる順番の写真をご覧ください。
スワッグはテーブルや台の上で作成すると簡単に作ることが出来ます。
この時、一番後ろにくる長めの枝や葉っぱなどから作り初めて、上に上にと素材を重ねていきます。
上に重ねたものがどんどん手前にくるように仕上げていきます。
途中で後ろの方に葉っぱや花を入れようと思うと、組んでいた手を一旦ほどかないといけなくなり、その時にばらばらになってしまいがちなんです。
出来れば組み始める前に、構想を練ってから、束ねる順番に一列に並べて、順よく重ねていくと要領よく仕上がります。
↑写真3:ひものくくり方
・ひものくくり方
束ね終えたら、最後に一か所をひもでしっかりと結びます。
この時のコツは、結び方の力加減です。
スワッグとして壁掛けにした後は、植物の水分がどんどんと蒸発して、茎が細くなっていきます。
しっかり結べていないと、細くなった茎がするりと抜け落ちてしまうので気をつけてくださいね!
ヒモの結び方は、言葉で説明するのがとても難しいので、YouTube動画で拡大してアップロードしています。
宜しければこちらも参考にしてくださいね。
↓YouTube動画はこちらの写真をクリックしてください。
③クリスマス・スワッグまとめ |
今回は、
クリスマスシーズンに人気のスワッグについてその由来や作り方ををご紹介しました。
最後にまとめると、
スワッグとは、乾燥しても形が崩れない花や葉っぱを使った壁飾りのこと。作り方のコツは3つ①下処理をする②上に重ねていく③しっかり結ぶ、ということです。
今回は、壁飾りとしてご紹介したスワッグですが、逆さにして水分が抜け、一旦ドライフラワーとして形が定まったら、今度は水なしで花瓶に飾ったり、棚に装飾したりすることが出来ます。
昔に比べて、使用花材も、飾り方も自由な発想で作成を楽しむ方が増えてきています。
今年のクリスマス飾りは、是非ご自身で作ってみてはいかがでしょうか?
本日もお読みいただきありがとうございました!
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